Surface 1か月レビュー
Surfaceを購入してから1か月少々経つので今回はそのレビュー。
結論から言うと、残念なところのほうが多かったため、残念なところから先に紹介する。
顔認証が最悪
スリープから復帰する際、顔認証が通らずPINコードを打ち込むことが3割くらいの確立で発生した。とにかく、顔認証のために気を使わないといけないのがナンセンスだと思った。マスクや帽子、眼鏡をしているとほぼダメ。暗い部屋でもなかなか認証しない。真っすぐ顔を向けないといけない(横向きなのがだめなのか正確にはわからないが、認証できないときは結局前を向いて認証を通す努力をしないといけない…)。
更に残念なことに、顔認証を諦めてPINコード入力でログインした後、なぜか認証用の赤いLEDが付きっぱなしになる。バグなのか仕様なのかわからないが、それを解決するにも手間がかかるから、一旦放置している。
タイピングしづらい
FnキーのせいでWindowsキーと左Altキーの位置が一つずつ右にずれるのがとても不便だった。無意識にブラインドタッチすると毎回ミスタイプする。さらに、Fnキーが追加された影響でWindowsキーとAltキーの大きさも小さくなっていることで、見ながらタイプするとしても打ちづらい。
また、ハイフン “-” も打ちづらい。凄く遠く感じる。
ただ、打鍵感は個人的にはわりと好き。浅いけど適度な押しごたえがある。
タブレットとしては使えない
世間的には、”SurfaceはWindowsのタブレット” として売り出されていると思うが、正直タブレットとして(キーボード無しで)使うには iPad のほうが1000倍優れていると思った。タッチパネルの操作性は抜群に良くない。結局今となっては画面をタッチすることはほぼ皆無。強いて挙げるなら、たまに画面をスクロールするときに使うくらい。
続いて良いところ。
WordPress更新には便利
ワードプレスを更新するうえで、起動が早いは正義。それゆえに、上述した “スリープから復帰する際に顔認証で手間取る” はすごく困った。しかし、認証さえ目をつむれば取り回しは抜群!
また、 既に所有していた iPad 9.7インチと比較して、以下の点で記事更新に優れていると感じた。
- 画面サイズが大きいぶん作業しやすい
- コピー&ペーストがやりやすい
- 作業ログを残しやすい
Surfaceを買う前はしばらくiPadで文字入力を行っていたが、やはりWindowsのほうが長文を入力する作業では優れていると感じた。文字入力において、トラックパッドがあることは偉大。
Netflixで英語学習するのに適している
「Netflix 同時字幕で英語学習」というめちゃくちゃ快適な英語学習ツールがある。これを使うのにSurfaceだと以下の点が優れている。
- 起動が早い(思い立った瞬間に学習を始められる)
- キーボード入力できる
- スピーカーがステレオ
ただし、疲れてベッドに横になりながらリラックスして学習するということはできないのが少し残念。
まとめ
最後にSurfaceを利用してみて、どんな人にSurfaceが向いていると感じたかを以下にリストアップしてみた。
こんな人にはお勧め。
- 文章をたくさん入力したい人
- デスクで利用するPCを検討している人
- Windows専用ソフトを利用したい人
- 自分好みのキーボードを利用したい人
- ノートPCは好きじゃない人
- 静音性を求める人
- デザイン性を求める人
こんな人には Not お勧め。
- 寝ながらくつろぎながら作業したい人
- タブレットとして(キーボードを使わず)利用したい人
- ネットサーフィンや動画視聴をメインで検討している人