PC購入時のチェックポイント

この間どのようなパソコンを買うのがよいか相談を受けて、自らのPC・タブレット購入経験を踏まえてアドバイスをした。しかし後日、不十分だったと感じたので、今回はパソコンを購入する際のチェックポイントをまとめる。

マシンのスペックを検討する前に

スペック(性能)を検討する前に、なぜパソコンが欲しいのかを把握しておくほうがよい。あとで後悔する可能性が減る。ちなみに、お金にかなり余裕があるのなら、四の五の考えず、デザインが自分好みでこれから紹介する各性能が良いパソコンを買ってしまうのがよいと思う(真面目に)

主に、以下のポイントで考えるのが良い。

  • 使いたいソフト
  • 音(うるさいのが嫌)
  • 起動速度(今使っているものが遅い)
  • 容量(今使っているものが足りない)
  • 同時に複数のソフトを使いたいか

例えば、使いたいソフトがWindowsのみ対応(Macでは動かない)ならOSはWindowsで決まる。他のポイントは後述する内容に交えて説明する。

スペックのチェックポイント

ざっくり言うと、以下のポイントを見るのが良い。

  • OS(WindowsかMacかiPadかAndroidか)
  • CPU
  • メモリ
  • ストレージの容量
  • SSDかHDDか
  • 音、デザイン(ファンレスか)
  • GPU

OSの話は難しいので詳細は割愛する。ここで言いたいのは次の2点。①最近はパソコンを買うイコールWindowsではないこと。MacやiPadのほうが満足度が高いケースも多い。②Windowsでしか動かないソフトがあるということ。ただ、気にしすぎることはない。必須で使うソフトがMacでも動くなら、Macを選択しても構わないと思う。

CPUとは、マシンが処理を行う性能。例えるなら、机に向かって勉強する人の “人” の部分。コア数が 2 なら 2人、4 なら 4人で作業してくれる。Core i3よりもCore i5のほうが、Core i5よりもCore i7のほうがコアの数が多い。わからなければCore i5あたりを選べばOK。

メモリとは、処理を行う作業スペース。例えるなら、机に向かって勉強する人の “机の広さ” の部分。動画編集をするときは結構メモリが必要。あと注意しておきたいのが、インターネットを使うだけであっても、同時にいくつもタブを出して作業するにはメモリが結構必要になる。同時にいくつもソフトを立ち上げる場合もメモリが必要。

ストレージとは、SSDやHDDのようなデータ記憶装置の総称。これは個々人の用途によって大きく差がある。スマホの容量を選択するのと同じ要領で検討すれば良い。強いて言うと、iPadをガッツリ楽しみたい場合は128GB以上をおすすめする。

SSDかHDDかとは、先ほどのストレージの種類のこと。SSDのほうが断然おすすめ。起動の速度が桁違いに変わる。が、SSDのほうが高価なので、予算が厳しい場合は、メインをSSD、サブをHDDにする手もある。メインの容量が足りなくなってきたらサブの外付けHDDやDドライブにデータを移動する。

音、デザインについては、完全に好み。ただ、個人的には音やデザイン性はあまり軽視しないほうがよいと思っている。過去にコスパ重視でBTOのPCを購入したものの、音がうるさいことが理由で徐々に使わなくなったことがある。結果的にコスパ最悪だった。ある程度気に入って使えるものが良い。音に関しては、凝った作業をしない限り、ファンレスがおすすめ

GPUって何なの?という話は難しすぎるので割愛。ゲームや動画編集などマウスやコントローラーを使って映像を動かすような作業をするときに重要なスペック。そのようなソフトの場合はたいてい、パッケージに推奨スペックとしてグラフィックカードの例が記載されている。わからなければ同じものか、それより良いものを選ぶ。

まとめ

ごちゃごちゃ書いてしまったので、最後に具体的におすすめなパソコンを紹介して終わりにする。

■万人受けする、無難なパソコン
Windows、Core i5 あたり、メモリ 最低4GB ~ 16GB、SSD128GB以上
(CPUは最近だったらRysen でも良いのかな?)

■見る専用でたまに書類作成したいくらいなら
iPad 128GBモデル
※個人的にiPadは見る側のマシンとしては最強

【余談】自分が今一番欲しいマシン
iPad Pro 128GB または 256GBモデル

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